東松島市のご案内

• 宮城県の太平洋沿岸に位置する東松島市は、美しい自然と歴史文化、そして新鮮な海の幸が魅力あふれる街です。日本三景の一つである松島の一角を成し、大小260余りの島々が織りなす景観は、訪れる人々を魅了して止みません。
• 東松島の歴史は古く、縄文時代から人々の暮らしがあったことが分かっています。市内には、国の史跡に指定されている「里浜貝塚」をはじめ、数多くの貝塚が分布しています。また、古代には蝦夷の居住地としても知られており、当時の様子を伝える遺跡も残されています。
• 中世になると、東松島は奥州藤原氏の支配下に置かれました。藤原氏は、この地に城を築き、領地を統治しました。その城跡は現在も「鳴瀬城跡」として残されており、当時の繁栄を偲ぶことができます。
• 江戸時代には、東松島は仙台藩の領地となりました。仙台藩は、この地に塩田を開き、海産物の生産を奨励しました。その結果、東松島は海産物の集積地として栄え、現在でもその名残をとどめています。
• 明治時代に入ると、東松島は近代化の波に洗われました。鉄道や道路が整備され、新たな産業が興されました。また、松島基地が設置されたことにより、軍事都市としても発展しました。
• しかし、2011年に発生した東日本大震災は、東松島に甚大な被害をもたらしました。多くの家屋や建物が津波によって破壊され、多くの命が失われました。
• 震災から10年以上経った今でも、東松島の復興は道半ばです。しかし、市民たちは力を合わせて復興に取り組んでおり、少しずつ街は元の姿を取り戻しつつあります。
• 東松島の魅力は、なんといってもその美しい自然です。日本三景である松島はもちろんのこと、雄大な太平洋の眺めや、豊かな自然林が広がる山々など、見どころ満載です。
• また、東松島は新鮮な海の幸の宝庫でもあります。牡蠣や海苔などの養殖が盛んで、獲れたての海の幸を味わうことができます。
• さらに、東松島には歴史文化も息づいています。鳴瀬城跡や里浜貝塚などの史跡をはじめ、伝統工芸品である「東松島こけし」など、見どころ満載です。
• このように、東松島は自然、歴史文化、海の幸など、様々な魅力が詰まった街です。

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