茅野市のご案内

• 長野県のほぼ中央に位置する茅野市は、八ヶ岳の西側麓に広がる風光明媚な街です。高い山々に囲まれた諏訪盆地の一角にあり、人々の暮らしが息づく里山風景と、八ヶ岳登山や蓼科高原、白樺湖、車山高原などのリゾート地としての魅力を併せ持ち、訪れる人を魅了しています。
• 八ヶ岳火山列は、富士山に次ぐ広大な裾野を持ち、茅野市はその西側北半分を占めています。標高770メートルから1,200メートルにわたる緩やかな斜面には、多くの集落や耕地が広がり、市民生活、産業、文化の基盤を形成しています。
• 市の中心部を流れる蓼川は、古くから人々の生活に密接に関わってきました。清らかな水は農業用水や飲料水として利用され、豊かな自然環境を育んできました。また、蓼川沿いの平坦地は古くから開墾が進み、水田や畑が広がっています。
• 茅野市の歴史は古く、縄文時代から人々が暮らしていたことがわかっています。市内には尖石遺跡をはじめとする多くの遺跡が残されており、当時の生活を知ることができます。古代には東山道の開通や東北蝦夷征討の信濃軍団基地、朝廷の御用馬を供給する勅旨牧として山鹿の牧が置かれるなど、重要な拠点として栄えました。
• 中世には諏訪大社上社前宮に諏訪大祝が館を構え、諏訪一円の祭政の中心となりました。鎌倉街道も通じ、政治・経済・交通・文化の中心地として発展しました。戦国時代には武田氏が上原城を拠点として諏訪地方を統治しましたが、江戸時代には諏訪氏のもとで甲州街道が開かれ、金沢宿場町が整備されました。
• 明治時代に入り、鉄道の中央線が敷設されると、茅野駅は八ヶ岳山麓唯一の市街地として産業経済の中心地となりました。また、観光地としても発展し、茅野駅の名は全国的に有名になりました。
• 昭和30年に周辺町村と合併して市制施行し、現在の茅野市となりました。現在では、農業、商業、工業、観光など、バランスのとれた産業都市として発展しています。
• 茅野市の魅力は、なんといってもその自然の豊かさです。八ヶ岳や蓼科高原、白樺湖、車山高原など、雄大な自然を満喫できる場所が数多くあります。また、市内には約50カ所もの水源があり、清らかな水が豊富に湧き出ています。
• 豊かな自然は農産物にも恵みをもたらします。高原キャベツや大根など、多種多様な野菜が栽培されています。また、標高の高さを生かした味噌や寒天は特産品としても人気です。
• 近年では、移住者も増え、人口も増加傾向にあります。都会の喧騒から離れ、豊かな自然の中で暮らしを楽しみたいという人が多いようです。
• 茅野市は、自然と文化、歴史が融合した魅力あふれる街です。雄大な自然を満喫したい人、歴史や文化に触れたい人、移住を考えている人など、さまざまな人にオススメの場所です。

• 地域の魅力を活かしオリジナルデザインのTシャツ製作をご検討してみてください。