長岡市のご案内

• 新潟県の中南部に位置する長岡市は、人口・経済力ともに新潟県トップクラスを誇る都市です。上越新幹線が停車し、首都圏とのアクセスも良好なことから、北陸地方の拠点都市としての役割も担っています。日本最長を誇る信濃川が市内に流入していることや、国内有数の豪雪地帯としても知られていることなど、地形・気候的にも大きな特徴が見られます。
• 豊かな水資源と寒暖差の大きい盆地特有の気候から、国内有数の米どころとして有名です。また、工業も盛んで、長岡市はテクノポリスモデル地区にも指定されています。明治時代には天然ガスが多く産出され、それに伴う掘削用機械などの各機械器具の製造技術も発展。さらに豊富に収穫される米を原料とした、菓子類、酒の製造も盛んです。
• 毎年夏に開かれる「長岡まつり大花火大会」は市の代名詞。長岡市最大のイベントで、毎年100万人あまりの見物客が訪れます。
• 長岡市の地には南北朝時代、蔵王堂城が築城されました。江戸時代まで城郭周辺が中心地として栄え、1616年（元和2年）に堀直寄が長岡城を築城するとその周辺に城下町が形成されます。その後、1618年（元和4年）に牧野家が藩主となると、明治維新の時代までの長きにわたり、この地を治めるようになります。
• 当時から米どころとして栄え、さらに織物産業も勃興。信濃川の水運や日本海沿岸の寺泊は北前船の寄港地として機能し、農工商の面で長岡藩に大きく貢献しました。
• やがて幕末の混乱の中、旧幕府側についた長岡藩は新政府軍と対立。そして戊辰戦争に敗北すると、廃藩となりました。
• この際、支藩である三根山藩から米百俵が贈られます。それを売却して得た資金で、長岡藩士小林虎三郎が国漢学校を開校。「食えないからこそ教育を」の信念は、「米百俵の精神」として現在、長岡のまちづくりの指針や人材教育の理念の礎となっています。
• 市制施行は1906年（明治39年）。以降、近代化・工業化が加速し、北陸を代表する工業都市へと成長を遂げました。
• 長岡市には日本最長を誇る信濃川が南北に縦断し、地形はおおむね盆地状。信濃川流域には沖積平野が広がり、豪雪地帯の豊富な雪解け水や寒暖差の大きい典型的な盆地型の気候などの特徴を持っています。
• そんな「平野・豊富な水・寒暖差」の三条件がそろうことから、全国でも有数の米の生産地として有名。傾斜地の旧山古志村地域では棚田が見られ、階段状に作られた水田でお米が生産されています。
• またチューリップの生産量が全国指折りなのも特徴。明治期から栽培が始まり、近代にかけて商業生産が本格化しました。
• 2006年（平成18年）に長岡市に加わった日本海沿岸の旧寺泊町地域では漁業が盛ん。観光客向け土産物店も多く、「寺泊魚の市場通り」があることでも知られます。「魚のアメ横」とも呼ばれ、地場の海産物を楽しめることから、地域住民・観光客を問わず親しまれてきました。
• また旧山古志村・旧川口町地域等では長岡市の市の魚、鑑賞用ニシキゴイの養殖が行われているのも特徴です。
• 長岡市の工業の発展は、明治20年代に市内東部の東山連峰で石油が発掘され、油田開発のために掘削用機械を製作したのがきっかけです。そのノウハウが今日の製造業に活かされており、近年は精密機械や電子部品等を生産している工場が多く立地しています。
• なかでも、バイクメーターの国内シェアは9割弱。世界シェアでも3割ほどを有し、トップニッチ製品も数多く生産されています。
• 長岡市は首都圏へのアクセスも良く、関越自動車道や北陸自動車道のインターチェンジ周辺には工業団地が多数存在し、市内の工業の発展に貢献してきました。
• 長岡市の第二次産業就労人口比率は約31％と高い水準を保っており、新潟を代表する工業都市であることがうかがえます。

• このような地域の魅力を活かしオリジナルデザインのTシャツを作ってみてはいかがですか。