熊谷市のご案内

• 熊谷市は、埼玉県の北部に位置する、可住地面積県内第2位の市です。JR上越・長野新幹線や高崎線、秩父鉄道などの鉄道網が充実しており、新幹線を利用すればJR東京駅まで40分ほどで行くことができます。そのため、東京都心部への通勤や通学者が多く、人口約29万人の都市として発展してきました。
• 市内は、JRと秩父鉄道が乗り入れる熊谷駅を中心に、商業施設や宿泊施設が集積しています。北方面に向かって住宅地が広がり、利根川沿いや荒川の南部は農業用地が多く見られます。また、広大な土地を利用して工業団地も造成されており、工業製品の出荷額は県内でも上位に位置しています。
• 熊谷市の歴史は古く、旧石器時代から人が生活していた痕跡が残されています。奈良時代から平安時代にかけては、信仰心の高まりとともに多くの寺院が建立されました。鎌倉時代になると、武士団が現れて熊谷氏や斎藤氏などがこの地を支配しました。江戸時代には、忍藩領、幕府領、旗本領と支配が入り組んでいましたが、中山道が整備されると熊谷宿が設置され、宿場町としてにぎわいを見せました。
• 明治に入り、1873年（明治6年）には群馬県と入間県が合併して熊谷県が成立しました。しかし、3年後には廃止となり、旧入間県は埼玉県に属するようになりました。1933年（昭和8年）には市制施行で熊谷市が誕生し、その後は周辺の村を編入して市域を拡大していきました。第二次世界大戦では、大空襲を受けて市内の大半が焼失する惨事に見舞われましたが、戦後は復興を遂げました。
• 2005年（平成17年）には大里郡妻沼町・大里町と合併して新たな熊谷市が成立し、2007年（平成19年）には大里郡江南町を編入して現在の市域となりました。2009年（平成21年）には特例市に指定されました。
• 熊谷市は、上越新幹線や北陸新幹線の停車駅が置かれており、JR東京駅からは40分ほどの距離です。高速道路網も充実していることから、都心の日帰り観光地として人気があります。市内には多くの観光スポットが点在しており、なかでも「妻沼聖天山歓喜院」は有名です。妻沼聖天山歓喜院は、1179年（治承3年）に創建された寺院で、本殿である「歓喜院聖天堂」は、日光東照宮を彷彿とさせる絢爛豪華な建物として知られています。また、秩父鉄道「上熊谷駅」からすぐのところにある「星渓園」も市を代表する観光スポットです。星渓園は、明治時代の政治家である竹井澹如によって造園された回遊式庭園で、四季折々の自然を満喫できます。
• 熊谷市の代表的なお祭りとしては「熊谷うちわ祭」が有名です。熊谷うちわ祭は、毎年7月19日から23日にかけて開催されるお祭りで、江戸時代から伝わる歴史あるお祭りです。もともとは、町の各店が買い物客に赤飯をふるまい、疫病除けを祈願したことが始まりとされています。その後、時代とともに形を変え、赤飯の代わりにうちわを出すようになったことから「熊谷うちわ祭」と呼ばれるようになりました。

• ぜひ、上記のような素敵な地域の特徴、特色、歴史を活かしてオリジナルデザインのTシャツをご検討ください。